自分で呪いをかけていないか要注意

「白と青、かわいいね」と夏の終わりに四萬氏に言われた。その日はオーバーサイズの白Tシャツにスキニージーンズというありがちな組み合わせだったが、話を聞くと黒っぽい服が多かったから、ということだった。

 確かにクローゼットの中は白と黒が多い。この秋口だと色があるものはブルージーンズ1本と妹にもらったサンドベージュのTシャツぐらいだ。服の色を考えるたび、母が買っていた暗い色の子こども服、というような本のタイトルがチラつく人生だった。

 しかしこの秋、ふとマスタードのボートネックなどを着せてもらっていたことを思い出した。さらに、彼女に贈られるのはシャガール風の色合いのストールだったりレンガ色のニットレギンスだったり、明るい色が多いことにも気づく。

 子供の頃にアドバイスされたのではなく、自分で勝手に「暗い色が良い」という呪いをかけていただけだったのでは、と結構本気で愕然としている。記憶の改竄、恐ろしい。

 秋の少し深みを増した紅葉の色や枯葉の色は好きだ。何か気に入るものがあるか、探してみたい。

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 8時ごろマットを畳む気配で目が覚め、布団に転がり込んできた四萬氏とぽつぽつおしゃべり。9時半ごろ四萬氏始業。コーヒーもらいiPhoneでmastdon覗く。TLで紹介されていたcomic熱帯を初訪。『こいしとこさめの旅チャンネル』『闘病「後」日記』『あのこが好きだった本』、良かった。

 11時半ごろ昼食へ。四萬氏お薦め、刀削麺の店の麻婆豆腐。

ぐつぐつしているのが伝わるだろうか

花椒が効き、麻婆の旨味もしっかりした大変好きな味。食後一旦帰宅して着替え、残っている肉から再び2人前取り分けたものとMacBookを持参し再び四萬氏の家へ。日記書き始めるも14時半ごろ睡魔に負けて昼寝。

 起きたら16時半。四萬氏17時に仕事を切り上げる。しばらく2人ごろごろして焼肉&ビール探求第2夜。食後の2次会は黒豆茶で酒を抜く。映画、本、思想など、酔って楽しく話す。

 23時半帰路。帰って洗濯、入浴。寝る前に週末北欧部のinstagramを遡って夜更かし、2時半か3時ごろ就寝。