春眠暁を覚えない要領で秋も過ごす

「今日は寝るのが一番よかった」という楽曲がある。軽快なギターとドラムのバックトラックに乗せて一日寝てしまったことへの言い訳を訥々と語る、トリプルファイヤーの名盤『エピタフ』収録の一曲だ。

 一日二日の超残業の後、最終日に徹夜するような進行の仕事が度々あって、その後だいたい「寝るのが一番よかった」日がやってくる。今回は久々に週末のデートと重なった。四萬氏のアパートは雨戸などという気の利いたものはなくカーテンも薄い。割と寝心地悪く目覚めがち、だったのだが、今回はそれはもう、びっくりするぐらい気持ちよく寝た。

 勝因はおそらく温度で、寝袋+マット2枚+暖かめの寝巻きにより、朝方冷える気候にも関わらず最初に目が覚めた時ぽかぽかと気持ちがよかったのだ。就寝環境の暗さには気を遣っていたが、温度管理は盲点だった。

 そんなこんなで寝倒した。秋だって暁を覚えない。ほどほどに暖かくすれば、気持ちよく眠れる季節である。

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 爆睡し8時半ごろ目覚める。前日しっかり飲んだ四萬氏、胃がキモいとのこと。勧められるまま二度寝

 11時半起床。昼食を尋ねられ麺類を推奨、近隣にある町蕎麦を初訪店。四萬氏たぬきそば、私きつねそば、二人で卵焼き。つゆ薄味ながらも温かいだけで美味しい季節。

 帰宅後さらに昼寝、15時起き。眠り姫と笑われる。四萬氏淹れおきのコーヒーをレンチンし、昨夜購入した雪見だいふくタイム。あげた最初の一口へのコメント、「冷たい」。日記を更新しはてブロを巡回。

 17時半、四萬氏終業。人肌の気持ちいい時季。19時前夕飯へ。中華は定休日、よく行く居酒屋に落ち着く。2時間ほど喋りながら食べ飲みして解散。

 帰宅後ゴミ出し。3袋になった。webで調べつつ少しカメラを触って、まずは絞り優先モードを愛用しようと決める。

 数日ぶりに湯を張って入浴。額に吹き出物がいくつか、ケアこってりしないよう調整。少し悩んで夏布団の上に毛布を足した。2時ごろ就寝。